オゾン発生器は 現在は快適で便利な生活の代償として、環境は汚染され、食品は化学物質により汚染され、空気中のダイオキシンの増加などによる大気汚染、水も塩素殺菌にりトリハロメタンなどの環境ホルモンの害、これらが起こす健康被害や環境汚染など多くの犠牲を払っています。 このような状態でオゾンの殺菌・脱臭・分解・漂白・鮮度保持の力が テレビ・雑誌などのメデアに注目 されてきました。 オゾンは強力な酸化作用があり、殺菌、脱臭、脱色効果により・ウイルスの不活化・有機物の除去などにより上水、下水、工業用水、排水、空気脱臭、プール水、医療、介護、食品分野、海水、パルプ廃水、など様々な処理分野に使われ、最近では家庭用としても多く利用さています。 ここで見直したいのは、薬品などの化学物質に頼らなくても自然界にはさまざまな便利な効果効能を持った物質が存在しているのです。 例えばオゾンです。 オゾンは、太古から自然界に存在する物質ですが、近年、そのすばらしいオゾンの特性(殺菌・脱臭・鮮度保持・漂白・ゴキブリ忌避)などが立証され、さまざまな分野でオゾン水と共に薬品に変わる自然物質として注目されています。 ただし、濃度が高いと人体への悪影響もあるため、取り扱いが難しい部分もあります。 工場での最先端技術の半導体のウエハーにもオゾン水が利用され、病院、福祉関連施設、役所、ホテル、食品工場、スーパー、飲食店などの業務用ばかりでなく、一般生活空間でも、オゾンの利用が増えてます。 日常生活でオゾンが利用されている一例としては、内部でオゾンを発生させ、水をあまり使わずに除菌や洗濯を行う洗濯機が三洋電機から発売されていますね。 その他にもタバコ、カビ、トイレ、車、など、生活上での気になる臭いを解消する家庭用やオフィス用のオゾン発生器(脱臭器)と殺菌・脱臭力が強い業務用オゾン発生器(発生装置)などがあります。 オゾン発生器はどうやって、殺菌や脱臭をするの? オゾンを発生させる方法は、現在では無声放電法、電気放電方式、紫外線方式などがあります。 工業的に大量のオゾンを得る経済的な方法として、無声放電法が普及しています。 無声放電とは、対向した2つの電極間に誘電体置いて、電極に交流の高電圧を通電すると生じる放電現象の事です。 この無声放電中に空気または酸素を通過させ放電プラズマ中のイオンの持つエネルギーによって酸素をオゾン化するものです。 オゾンの分子式はO3、つまり、酸素(O2)を原料にして作られます。 オゾンは極めて不安定で反応性が高いため、何かと反応して、もとの酸素に戻ろうとします。 その時、雑菌と反応して細胞膜を破壊することで殺菌するのです。 またオゾンは臭い物質と反応して、臭いの素を分解してしまうのです。 反応後は速やかに酸素に戻り、残留性がないことから環境汚染を引き起こさない環境にやさしい技術であると言えます。 |
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オゾン水とは オゾン水とは、オゾン(O3)という酸素(O2)と非常に良く似た大気中にある気体を特殊な技術で水に溶け込ませたものです。 オゾン水の大きな特徴は塩素の7倍という殺菌力にあります。 また殺菌力だけでなく、脱臭力、漂白力もあります。 オゾンという気体自体にこのような殺菌力はありますが、この反応を起こすには水分や湿度が必ず必要となります。 ですのでオゾン水になることによって、よりこの効果が安定し、また、強くなり、オゾン水として利用することが理想的な方法だということが、わかってきました。 そして、殺菌や脱臭、漂白などの働きを終えた後は酸素に戻るという作用のために、残留することもありません。 このオゾン水の残留性のない殺菌水は塩素系殺菌剤やエタノール系殺菌剤を使えない、医療、介護、食品、酪農や農業で殺菌、消臭、廃棄物の処理など多岐にわたって利用されています。 オゾン水の時間がたつと、真水に戻るという性質は、野菜などをオゾン水で洗浄したのちは、時間が経過すると共に、真水になるので後洗いが不要というように利用されています。 また、この野菜を洗ったオゾン水自体もそのまま廃棄せずに次の野菜の前洗浄として再利用ができるという利点もあります。 何故、野菜洗浄に前洗浄が必要かというと、オゾンの特徴の一つにどんな汚れにも反応して反応が終わると酸素に戻るために、これはオゾン水でも例外でなく、一度、前洗浄として軽い汚れを事前に落として、本洗浄では本来の目的の汚れやニオイ、菌などの除去を行うようにして一層の効果を上げるように工夫しています。 このような強力な殺菌力を持つオゾン水ですが、安全性についてはどうかというと。 様々な動物やマウスをつかった試験によって、菌には有効だが、細胞には無効という結果が出ています。 これによって人間の皮膚や目、細胞への毒性には影響がないということが確認されています。 ただし、飲用は避けてください。 人間の体内には善玉菌が体の働きを助けていますが、こういった良い菌までも死滅させることになるからです。 |